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おもちゃの与え方B

和久洋三の「童具館」は、積み木・木のおもちゃなどの「童具」によって子どもたちの創造力と共生意識を育てます。
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■ 童具を上手に取り入れて楽しい子育てを   和久洋三

 子どもの成長の「主食」となる童具をどのように与えていったらよいか、お話します。

5 キャラクターおもちゃとも上手につきあえます

 いくら親がWAKU童具で遊ばせたいと思っても、幼稚園に通う頃になるとテレビやアニメのキャラクターのおもちゃに夢中になって、ほかのものには見向きもしないお子さんはいるはずです。そうした時期には、やたら禁止しても反発するばかりです。それよりも、上手に童具遊びの中にとり入れることをおすすめします。
 考え方としては、童具でまずシチュエーションをつくっておいて、その中でキャラクターも一緒に遊べるようにします。例えば、童具でそのキャラクターのお城や町や、乗り物をつくるのです。
 ただ、せめて、四、五才くらいまでは、できるだけ与えない努力をしてください。つくる喜びや、童具とキャラクターを関係づけて遊ぶ楽しさがわかるには、二、三才ではまだ難しいからです。

6 絵本と童具は子育ての両輪

 童具での遊びが大切なのと同時に、もうひとつ、忘れてはならないのが絵本の読み聞かせです。絵本を小さい時からたくさん読んであげることは、言葉や感性を豊かにし、想像力や言葉による表現力を育てます。
 人間は、言語と道具を発明して、文化を高めてきました。子どもにとって、それは絵本と童具にあたります。読み聞かせと童具遊びは、子どもの成長になくてはならない二大要素です。
 このふたつを組み合わせると、イメージ(想像)の世界がより具体化されて子どもの心に強く印象づけられます。絵本に登場した動物や、友達、樹木、食べものなどのイメージは、子どもの中で泉のようにふつふつと湧き出ているはずです。言葉はまだうまく話せなくても、人間は感動したことは表現したいという欲求をもっています。その欲求を童具を使って具体化させてあげると、子どもはとても喜びます。
 積木でつくった犬や猫達は、目や鼻や口がついていなくても、たくさんのことを子どもの心に語りかけてくれます。童具で遊びながら、絵本のせりふをリズミカルに語ってあげることもできます。
 こうした遊びを繰り返していく中で、自分でも童具でつくってみたいという意欲にかられ、つくりはじめます。この相互作用によって、より深くものごとをとらえる力を身につけていけるようになります。



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