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遊びの創造共育法 発刊によせて

私にはとうてい及ばない感性や表現力が子どもにあることを知って、もう何年にもなります。それは、嬉しくもあり、自分がなさけなくもなる発見でした。それから私は子どもが喜々として集中する環境づくりにエネルギーを使い、活動開始と同時に子どもに学ぶ生徒になりました。子ども達はいつも目を見張る創造世界を展開し、私に大きな感動を分け与えてくれます。「人間ってやっぱり素晴しい!」そう確信させてくれた子ども達に感謝して、まとめた「遊びの創造共育法」です。みなさんも子どもの力に圧倒されるに違いありません。どうぞ、幼稚園や保育園で、ご家庭で、この創造共育をお楽しみ下さい。環境を準備すれば、あとは子どもまかせで大丈夫です。

著者 和久洋三 わく・ようぞう

わくわく創造アトリエ代表
童具館館長
1942年東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科工業デザイン専攻卒業、同大学大学院修了。保育園での保育体験、玉川学園女子短期大学講師等を経て、創造性を開発する童具づくりに専念する。1989年「童具館」を設立し、新しい創造教育活動を展開する。2001年全国に「わくわく創造アトリエ」を開校。かたわら、幼児教育についての講演・講座活動、美術大学や幼児教育者養成校での指導にあたる。 NHK「すくすく赤ちゃん」「すくすく子育て」出演。

創造共育に出会った方々の声

父親が積木で何かつくり出すと「お父さんすごい!」と娘のワクワクした様子。お父さんは誇らしげです。そんな関係を見ている私はすっかり癒されてしまいます。(母親)

この共育をはじめてから、保育士が子どもを信じて待てるようになりました。無駄なおもちゃがなくなり、園の環境が一変しました。(保育園主任)

ひからびた大人の感性が揺さぶられました。私は長い間、園長を勤めて今は大学におりますが、もう一度子どもの前に立ちたいという願いを強く持ちました。(大学教師)

童具で遊んでいると、「さすが和久先生やな!」和久先生の考えることはおもしろいなと兄弟で話しています。また、積木のお片づけのとき、弟が「これ入らない」と言うと、兄が「和久先生がつくったものやから絶対入る」何という信頼感。夫婦そろって感動しています。(母親)

押しつけ教育をしていたことに気づかされました。子どもにこんな力があるとは思いもしませんでした。目からうろこです。(幼稚園教諭)

家に並べられた作品はどれも一生の宝物です。娘の描いた絵は夫が独身時代に買った画家先生の作品と並べても遜色ありません(よね)。(母親)

子どもが夢中になって遊べるもの、つくられた楽しみではなく、つくり出す楽しみを得られるもの、大人も夢中になれるもの…。童具のもつ世界の凄さには、本当に驚かされます。(父親)

こんなに集中したのははじめてです。1分もじっとしていられなかったお年寄りが15分も活動に取り組みました。(デイケアセンター所長)

和久メソッドが日本だけでなく、世界中の子ども達が体験できる21世紀になることを楽しみにしています。(幼稚園園長)

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