| 1歳を過ぎると親指と人さし指をつかってモノをつかめるようになり、「同じかたち」に興味を示すようになります。モザイク遊びがはじまるのはその頃からです。1歳半を過ぎると、遊びの中で<ケルンモザイク>の形や数量を理解する「認識探究活動」や、身近なものを<ケルンモザイク>でつくって遊ぶ「みたて遊び」、形や色彩を意識した「パターン遊び」がはじまり、やがて、お友達と共同で作品をつくることが出来るようになります。
モザイクで遊ぶ姿や、そこで交わされる言葉、できあがった作品をとおして、子どもたちの成長・発達が見えてきます。ご家庭や保育園・幼稚園での<ケルンモザイク>の与え方や遊び方のヒントにご活用ください。資料提供・ご協力:共楽保育園(山口県周南市)
| 正方形をならべる △ |
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正三角形をならべる △ |
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ガム ○ |

<ケルンモザイク四角>の正方形をケースから出して<パターンボード四角>に上手にはめ込みます(1歳児)。 |
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正方形を<ビッグパターンボード四角>の上に4人でならべます(1歳児)。 |
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<ケルンモザイク六角>無彩色の正三角形を<ビッグパターンボード六角>の上に2人で協力しながらはめ込んでいきます(1歳児)。 |
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「モグモグ ガムだよ」とガムにみたてて食べるまねをしています(2歳児)。 |
| 机と椅子 ○ |
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ケーキ ○ |
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トンネルと電車 ○ |
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同じ形をつくる △ |

<パターンボード四角>をお部屋にみたててテーブルやイスをつくりました(2歳児)。 |
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<ケルンモザイク円>の円と扇形で立体的なケーキが完成(2歳児)。 |
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ひし形をつなげて電車をつくりました。台形を使ってトンネルもつくっています(2歳児)。 |
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黒のラシャ紙の上でつくりました。正方形(1/4)を4つあわせても、直角二等辺三角形(1/4)を4つあわせても正方形ができることを認識しています(2歳児)。 |
| 同じ形にする △ |
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直角二等辺三角形をならべる △ |
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同じ高さに積む △ |
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僕の顔 ○□ |

正六角形をつくって重ねました。台形は2つ、ひし形は3つ、正三角形は6つあわせると、正六角形になることを認識しています(2歳児)。 |
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直角二等辺三角形1/2(青)を<パターンボード四角>に詰めて、最後に同形の違う色(橙)を詰めてパターンを完成させました(2歳児)。
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同じ高さにしようと慎重に積み上げています(2歳児)。 |
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<ケルンモザイク四角>の正方形(1/4)を一面真っ赤にしきつめた後、一部分を線対称に裏面(白木)に返して「僕の顔」をつくりました(3歳児)。
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| ヘビ ○ |
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おうち ○ |
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六角形のパターン ○□ |
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六角形のパターン ○ |

<ケルンモザイク円>の扇形を並べて円をつくり、それをつなげてヘビに見立てました。「みてみて、ここ(口)でパクッとするんよ」(3歳児)
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正方形と直角二等辺三角形を組み合わせてつくりました(3歳児)。 |
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<ケルンモザイク六角>で色や模様を楽しんでいるうちにできた模様です。「池みたいでしょ」(3歳児)。 |
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色と形のバランスのよい模様になりました(3歳児)。 |
| クリスマスツリー ○ |
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迷路 ○△ |
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四角形のパターン □ |
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四角形のパターン □ |

ツリーの輪郭は<ケルンスティック>でつくりました。<ケルンモザイク>を敷きつめ、<ビーズ(大穴)>と、色つきストローを2〜3センチに切ったもので飾りつけました(4歳児)。
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「パターン遊び」をした後、長方形で迷路をつくって遊びました(4歳児)。 |
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直角二等辺三角形(1/2)でつくったパターンです。裏面の白木を生かした素敵な模様になりました(4歳児)。 |
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正方形と長方形だけでつくりました。無彩色(白、グレー、黒)を配してつくられています(4歳児)。 |
| 点対称のパターン □ |
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サーカス ○ |
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すごろくゲーム ○△ |
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四角形のパターン ○□ |

4人グループで、中心から時計回りで同じ形のモザイクを同じ位置においていく「点対称のパターン遊び」をしました(4歳児)。 |
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6人グループで黒いラシャ紙の上でつくりました。テーマはサーカス。玉のりや曲芸をしています(5歳児)。 |
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四角柱の積木を並べます。その上に正方形のモザイクを置き、巨大なすごろくを完成させ、遊びました。駒は<かずの木>の「1」に、ピンとビーズを刺してつくりました(5歳児)。
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<WAKU−BLOCK45>の収納箱で模様をつくりました。正方形と正六角形系列のモザイクが敷きつめられています(5歳児)。 |
| 点対称のパターン □ |
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正方形と六角形のパターン □ |
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自由な形のパターン ○□ |
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点対称のパターン □ |

一人でつくった点対称のパターンです(5歳児)。 |
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スチレンボードの周囲に<ケルンモザイク>を両面テープで固定して外枠をつくってから、パズルのように埋めていくと、大きな模様ができあがりました(6歳児)。
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<ケルンモザイク六角>を自由に敷きつめていきます。途中で「カエルにしよう」と手と足をつくって完成させました(6歳児)。 |
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6人で大きな点対称のパターンをつくりました(6歳児)。 |
| 子どもの発達 |
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※発達の速度は子どもによって違いますので、参考データ、目安としてご利用ください。
※ ○は「みたて遊び」、□は「パターン遊び」、△は「認識探究活動」をさします。 |
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| 1歳 |
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2歳 |
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3歳 |
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● 親指と人さし指をつかってモノをつかめるようになる(ピンセットつまみ)。
● 同じ形のものに関心を示すようになる。
● 1歳半から「みたて遊び」がはじまり、自分でつくったものに名称をつけながら遊ぶようになる。 |
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● 大小、長短、上下、半分(1/2)などの概念を理解しはじめる。
● 「みたて遊び」が盛んになる。 |
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● 「パターン遊び」がはじまり、幾何模様をつくって遊ぶようになる。
● 直角二等辺三角形と正方形の関係を理解するようになる。 |

● 上下、左右、高低、角度、数量、点線面、かたちの違いなどの数量的な関係や幾何学的情報を理解しながら積木遊びに集中するようになる。
● 生活を取り巻く様々な事象をかたちに表してダイナミックな表現ができるようになる。
● いろいろな模様(パターン)を自由につくって美への関心を深める。
● 何人もの友達といっしょに積木で遊ぶことを求めるようになる。 |
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● いろんな童具を組み合わせてじょうずに遊べるようになり、1、2時間遊びに没頭する。
● 数量や図形への関心が高まり、簡単な幾何学的問題が解けるようになる。 |
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● 様々な童具を組み合わせて精度の高いダイナミックな都市づくりができるようになる。
● 童具の数量的な法則を予測して遊べるようになる 。 |
ケルンモザイクで遊ぶ子ども達(保育士さんの記録より)
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1歳児
正方形の<ケルンモザイク>を中心に遊びました。<パターンボード>は、最初はただの受け皿でしかなく、<ケルンモザイク>をケースから出してボードに入れて遊んでいましたが、やがて、ボードを<パターンボード>として使って遊ぶようになり、ピッタリ入るととても満足そうです。
2歳児
正方形(1/4)を4つ組み合わせて正方形、直角二等辺三角形(1/4)を4つ組み合わせて正方形というように、異なった形を組み合わせて同じ形をつくることに熱中しています。直角二等辺三角形は最初はうまくはめられませんが、「三角さんと三角さんを合わせたら・・・」と正方形をつくって見せてあげると、同じように口ずさみながらあわせていきます。また、色の識別もできるようになり、色あわせをゲーム感覚で楽しんでいます。また、ケーキや家、電車、おひさまなど、みたて遊びも盛んになってきました。 |
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3歳児
<パターンボード>を使って「パターン遊び」をはじめました。しっかりしたパターンをつくる子、パターンになってなくても色と白木をうまく使い分けて模様をつくる子、自分の顔をつくった子どもには驚かされました。
また、円の認識を深めるために<ケルンモザイク円>を使った活動をしました。扇形を組み合わせて円ができると「先生、マルができた!」と嬉しそう。子ども達の小さい手がいつもより慎重に動いています。ヘビ、花など、「みたて遊び」に発展していった子もいました。
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4歳児
「パターン遊び」では<パターンボード>に詰めていくだけで何通りもパターンができます。直角二等辺三角形の詰め方は難しく、「こうしたらできるよ」と友達に教えてもらう子もいますが、一度できると模様(パターン)をつくることが楽しくなり、夢中になっていろんな模様をつくります。清濁色のモザイクを使っている時は、「見て!こんな模様になった」「この色とこの色は一緒だよ」など、色の違いにも興味を持ちながら遊んでいます。
「パターン遊び」をした後、<パターンボード>を一つの空間(お家、お部屋)とみなして「みたて遊び」を楽しむ子もいました。 |
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5歳児
<ケルンモザイク>で遊ぶ回数を重ねるうちに、子ども達はいろんな遊びを考えつきます。上に重ねたり、立ててみたり、すごろくゲームのようなゲームをつくって遊んだり、その情報を子ども同士で交換したりしています。最近、お絵描きで迷路がはやっているので、<ケルンモザイク>でも迷路をつくろうとしています。他の遊びともしっかりつながっているのだなと感心しました。 |
※こちらの内容は2005年「童具共育」春号の特集にも掲載されております。 |
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