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童具共育2004年春号

和久洋三の「童具館」は、積み木・木のおもちゃなどの「童具」によって子どもたちの創造力と共生意識を育てます。
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童具共育
 
「童具共育」は、童具についてのさまざまな情報、最新情報をお届けする情報誌です。
特集記事、和久洋三のエッセー、読者からの体験記、投稿写真、アトリエ紹介などまた、定期購読者には、WAKU-SHOP通信、積木イベント、ワークショップ、夏アトリエのご案内もおこないます。
  発行:年4回(4,7,10,12月)です。
  仕様:A4判、カラー4ページ
  会費:2年分(当年+翌年)で1,000円(税込、送料込)です。
  お申込み方法:こちらをご覧下さい
  または、もよりの童具取扱店か、童具館に直接お申込ください。
※発行年度は、当年4月〜翌年3月です。「童具共育」は、発行年度の途中に入会された方には、4月(春号)にさかのぼってお届けします。ただし、3月1日以降にお申込みされた方には新年度分(4月)からお届けします。

2004年春号・もくじ
特集 「楽しい積木遊び」
「積み木のいろは」体験記
和久洋三のエッセー
  童具で子育て
わくわく創造アトリエ
  ◎テーマ:球
「色粘土とレリーフ」と「まんまるキャンドルづくり」

  童具で子育て

はじめての積木あそび

 手や指の力がまだついていない1歳前後の乳児には、積木をそのまま与えても、自分の力で積むことはなかなかできませんが、だからといって与えるのは早すぎるわけではありません。力はなくても、手を動かすことができれば、積まれたものをたおすことはできます。

 積木はいろいろな遊び方があるので、時には親が工夫をしてあげることも大切です。大人は、「積めないのに与えたってしょうがない」と決め手かかりますが、子どもは、積むことができたときに劣らない喜びを、たおすときにも感じています。

 手やからだはまだ未発達でも、身のまわりのものを観察して、その出来事に驚き、また喜んでいるのです。親が積んでやった積木を赤ちゃんの前に置けば、自分の手で積木をたおします。と言うよりも、それしかできないのですが、それでも十分に遊びの目的を達成したことになります。この活動を<たおす>と解釈するよりも<こわす>と解釈する親が多いのですが、これはけっして破壊活動をしているのではなく、新たな事態を自分の手でつくりだす創造活動ととらえるべきなのです。

 

 赤ちゃんは、親が積んでくれなければ、たおすことはできません。この手助けが親の役目です。このように積木に限らず、親の関り方で小さな子どもでも遊べるモノはたくさんあります。例えば、競技用のバレーボールなどはどうでしょう。よちよち歩きの子どもに、自分の手ではとうていつかめない大きさのボールで遊ばせてみます。もちろん、バレーボールを子どもがひとりで使いこなせはしないので、与えっぱなしで放っておくのではなく、親がそばについて、ころがしたり、押さえたりしてあげま
す。そのことによって、子どもは思いがけない心身の喜びを見いだすはずです。かた
ちにならない、とるに足らぬような遊びに見えても赤ちゃんにとっては次の発達への
大切な活動なのです。


「積み木のいろは」体験記
 
積木はスーパー教材

 <WAKU−BLOCK>との出合いは、思いもよらぬ8年ぶりの第四子の出産です。ベビー用品店で<お誕生ミニセット>を購入し、そこで見た「童具の宇宙」カタログの表紙に積木のお城が載っており、「積木でこんな素敵なものができるんだ すごい!」と、とても感動しました。そして、<積木のいろは>、<WAKU−BLOCK30>、まだ見ぬベビーが絶対にはまると確信した<フィットイン・カウントイン>など、その他多数を購入しました。長男が12歳、長女11歳、次女9歳、上の子どもたちも楽しめるのではないかと・・・

 長男は、小学校に入学した時に購入したたまごっちから始まり、テレビゲームがないとお友達ができない、遊びに来ないと言われて渋々ハイテクおもちゃを与えてしまい、何もしなくても映像が欲求を満たしてくれる世界へ奪われてしまいました。その結果が活字離れ、本を読まないという有様で、長男は創造力や思考力が欠けているように思います。良かれと思い購入した高価な教材やおもちゃの数々・・・リサイクルもできず、ゴミと化してしまいました。12年前に<WAKU−BLOCK>と出合えれば、<積木のいろは>を数セットは購入できていたのに・・・そんな思いもあり、次男には、大切な幼児期を積木の世界で思う存分過ごさせてあげたい、積木遊びで人間的に成長してほしいのです。

 現在、上の子達は<WAKU−BLOCK45>でツリーやタワーをつくり、<WA KU−BLOCK30>と<ケルンブロック・茶>を組み合わせてパズル遊びをしています。次女(2年生)は、宿題に出された掛け算の文章題の教材として大活躍!です。次男(5ヶ月)は、これからの成長記録として・・・

 現在、子どもたちを映像の世界から取り戻そうと、<積木のいろは>と<カラーボール>を使ってビリヤードやスゴロクゲームなどを計画しています。<WAKU−BLOCK>は遊びながら「育脳」し、親子のコミュニケーションを深め、人生にとってたくさんの大切なことを学べる「スーパー教材」だと私は思います。その上、まだ早いのですが孫の代までもリサイクルできる童具ってすごいですよね。

 子どもたちが将来大人になった時に積木遊びをしたことが「財産」になると思うとワクワクします。ハイテクおもちゃからは何も生まれませんよね。

次女がクリスマスツリーをつくりました。そこへ長女がガニマタの折り鶴を置いて大爆笑です。   次男はまだ遊べないので身長計にしました。
執筆者 伊藤 薫 様
お子様 太志くん(長男・12歳) 睦ちゃん(長女・11歳) 希ちゃん(次女・9歳) 岳志くん(次男・5ヶ月)
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「積み木のいろは」体験記
 
娘は遊びの天才

 娘のお気に入りは平板の四倍体です。これをクルマ(バスかしら)に見立て、ブッブーと言いながら床を移動します。直方体は、3、4枚連ねて電車にして動かしていたと思ったら、突然電話になったりします。また、2つの直方体をカチカチたたき、たたく面によって音が変わることを発見するとカチカチ演奏会に夢中になります。私が直方体と立方体でテーブルと椅子をつくり、椅子の上に小さなぬいぐるみを置き、テーブルをビーズで飾ったところ、すぐに娘はビーズを指でつまみ食べる真似・・・親バカですが、娘は遊びの天才なのかしらと思うほどに想像の世界を拡げているようです。

 今でこそ、こんなに自由に積木遊びを楽しんでいますが、当初は私が頭でっかちで「積木で何か大きなものをつくりあげなければいけない」と力が入りすぎて、娘が数個の積木と自由に会話している様子にも気付きませんでした。親が娘に何か見本を見せなくてないけないと思っている間は、積木が遊びでなくなり、娘との距離が何となく開いてしまったような違和感がありました。娘の自由さを失わせていることに気づいた時は、自分の子育てを問われているようでショックでした。

 それからは肩の力を抜き、自分が子どもになって楽しむようになったところ、娘も積木遊びに夢中になり、一日何度も<プレイカーペット>を敷くようになりました。最近では主人も積木に夢中、<ケルンモザイク>で模様づくりをしていると、そばから「はい」と<ケルンモザイク>を父親に手渡す娘がとてもいい笑顔をしています。創造の喜びへの共感――<積木のいろは>が教えてくれました。

もしもし、ママですか。
執筆者 伊藤 里香 様
お子様 伊藤 遥香 ちゃん(1歳11ヶ月)
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「積み木のいろは」体験記
 
ちょっと得した気分

 息子が2歳の時、和久先生と子どもたちが万里の長城のようなものをつくっている写真を雑誌で見た私は、すぐにお店に行ってみたいと思いました。はじめはどんなものかと見に行く位の軽い気持でしたが、いざ行ってみると、親の方(特に父親)が子どもに買ってあげたい気持になり、基本の童具を買いました。

 親は子どもが生まれると、おもちゃを買ってあげたいといろいろ探すのですが、色がカラフルなものや、特定の目的でしか遊べないものばかりで、結局、親も子もしばらく遊ぶと飽きてしまう、その繰り返しでした。積木も買いましたが、数が少なく、なにかをつくろうとしても足りないのです。自由に遊べるにはある程度の量が必要なんだということがわかりました。和久先生の積木は増やすこともできるし、他の商品とサイズが揃っているので、本当に長くつきあえます。乗り物、食べ物、建物など、あげればきりがない程、色々なものに変化できるところが素晴らしいのです。

 我が子も主人も男のせいか、立体的なものをつくるのが好きなようです。私がつくるカニは平面的ですが、子どもがつくるカニは立体的です。主人がつくる汽車の中には機関室があって、石炭が入れられる構造になっていたり、いろいろな発見が出来て楽しいです。

 積木遊びは親も楽しめ、子どもも楽しめ、一つのものを一緒になって真剣につくり、そして、共有できます。世の中にそんなにないような気がして、ちょっと得した気分です。今、息子を「わくわく創造アトリエ」に通わせてもらい、本当に楽しい時間を持たせてもらっています。

カニさんとエビカニさんがお池で仲よく遊んでいます
執筆者 広田 雪野 様
お子様 広田 良介 くん(5歳)
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