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童具共育2006年《積木のいろは特集号》

和久洋三の「童具館」は、積み木・木のおもちゃなどの「童具」によって子どもたちの創造力と共生意識を育てます。
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「童具共育」は、童具についてのさまざまな情報、最新情報をお届けする情報誌です。
特集記事、和久洋三のエッセー、読者からの体験記、投稿写真、アトリエ紹介などまた、定期購読者には、WAKU-SHOP通信、積木イベント、ワークショップ、夏アトリエのご案内もおこないます。
  発行:年4回(4,7,10,12月)です。
  仕様:A4判、カラー4ページ
  会費:2年分(当年+翌年)で1,000円(税込、送料込)です。
  お申込み方法:こちらをご覧下さい
  または、もよりの童具取扱店か、童具館に直接お申込ください。
※発行年度は、当年4月〜翌年3月です。「童具共育」は、発行年度の途中に入会された方には、4月(春号)にさかのぼってお届けします。ただし、3月1日以降にお申込みされた方には新年度分(4月)からお届けします。

2006年積木のいろは特集号・もくじ
特集 「はじめての積木遊び」
和久洋三のわくわくメッセージ
  0歳から100歳まで
積木のいろは体験記
  家族革命
ちょっと得した気分
積木はスーパー教材
 
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0歳から100歳まで

 

 多くの子育て中のお母さんから「子どもが楽しんで積木遊びをするために、これだけは必要と思われる最低量を教えてほしい」とたずねられることがよくあります。予算との関係があってのことでしょう。しかし、年令や遊ぶ場所によって条件が違うので、なかなか一つの答えを出すのは困難です。
 そこで、2才半(言語活動が活発になり、思考に少しずつ順序性が出はじめる頃)までに必要なもので、子どもだけでなく大人も楽しめる量と種類をどうまとめるか。子ども達と遊んで、導き出した答えが<積木のいろは>セットです。
 このセットで私も何度も遊んでみました。ついつい夢中になって時間を忘れ、考案した私自身が多様な形の展開に悦に入りました。
 まだ積木をお持ちでないお子さまにはぜひこのセットをご用意ください。すでに<WAKU‐BLOCK>を持っているお子さまにはできるだけ早くこのセット内容をおそろえください。かならず創造的な活動がはじまり、お子さまの思いもよらぬ集中力に驚かされるはずです。私が自分の作品を紙面でストレートにおすすめするのははじめてのことです。気がひけますが、子どものいまと明日を思えばこそとお受けとり下さい。
 なお、紙面で紹介した作例はあくまでもきっかけを与える情報提供です。そのとおりにする必要はまったくありません。変更をほめてあげてください。またお子さまのいない時にそっとおひとりで楽しんでみてください。きっと大人も夢中になるはずです。 

 
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「積木のいろは」体験記
 
家族革命

 「ママお出かけだけれど、一緒に行く?」
 「ううん、行かない。パパと遊ぶ」
 歯医者に行くにも美容院に行くにも、とにかくコアラのように私にくっついていた娘ですが、<積木のいろは>が我が家に来てからの変化にはびっくりしています。
 「パパ嫌い!」と言ってパパの顔を見ただけで泣いてしまう子どもだったのです。無理もありません。パパは決まって「女の子の遊びは苦手。人形遊びをしていると眠くなるんだよね」と言っては、1人ゆっくりお風呂に入ったり、週末にはビデオで映画を見続けたり、本を読んだりしています。そんな夫の横で、子どもと向き合っていて楽しいはずはありません。「もう2人目の子どもは欲しくない!」と思ってしまうほど私自身追いつめられていました。
 そんな時に出合ったのが<積木のいろは>です。「そういえば、積木なら得意だったな」となに気なく言った夫の言葉を逃さなかった私はさっそく購入を決意。正直お値段が張るなと思ったのですが、購入して大正解!でした。主人は得意になって高いビルをつくって見せ、それを見た子どもはパパを尊敬しはじめたのです。「パパ=積木の上手な人」と思えるようになり、やっと一緒に遊べるようになりました。3才という早い時期にパパと娘の関係が修復できて良かったなと思い、和久先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
 娘は毎日、積木やケルンモザイクを使ってその日の出来事を日記をつけるように積木で再現します。病院に行った日は病院をつくり、海に行った日は海を再現し、スーパーに行った日はビーズをフルーツにみたてて遊んでいます(紫=ぶどう、赤=トマト、黄=レモン、緑=キャベツ)。
 『わくわく創造アトリエ』の親子コピカで絵具を使った日は積木に絵具で色付けをしたがり困ることもありましたが、本当に様々なアイディアが浮かぶので毎日が楽しみです。買っても買っても飽きてしまうおもちゃに比べると積木は何通りにも遊べるので、もう他のおもちゃを買う必要がなく、かえってリーズナブルな気がします。
 休日を家族で楽しめるようになったことはもちろん嬉しいのですが、じつは私自身が積木に夢中になってしまい、夫がテレビを見はじめても、以前と違い気にならなくなったことに気がつきました。子どもと遊ぶことに私自身が十分楽しめるようになったので、気持に余裕が出てきたのでしょうか。大人にも(母親にも)遊び道具は必要なのですね。

 
執筆者 井上奈穂子様
お子様 井上里菜ちゃん(3才)
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