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集団WAKU-BLOCKセット

集団WAKU-BLOCKセットは、15人、20人と集団で積木遊びをするためにつくられました。
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■錦帯橋のある街 共楽保育園/山口県徳山市 

積木活動を保育園カリキュラムに取り入れた一例をご紹介します。
日々、積木の活動を積み重ねてきた園児たちが力を合わせて大作に挑みます。みんなで園外の街を見学し、そのイメージを積木で再現。子どもたちだけでみごとに作り上げていく積木の世界は目を見張るばかりです!

■まずはみんなで徳山県の名所、錦帯橋、岩国城を見学します。

「つめたいねー」川の流れを感じてみたり、橋のつくりを見てみます。

ロープウェイに
乗って岩国城へ



■いっぱい街を見学したら、園に戻ってまちづくり開始!
@A錦帯橋のかかる錦川から、川を望む山頂の岩国城までのスケッチを描き、作業進行計画を子どもたち同士で話し合いました。

 

岩国城の設計図
    錦帯橋から岩国城への設計図



Bまずは、山頂にお城のある山から作成。
山の大きさをだすために、[プレイボックス]や[WAKU-BLOCK]の箱で土台をつくり、まわりに積木で山の傾斜をつくりました。

Cお城の細部は何度も手を加え、最終的に[ビーズ]や[ケルンモザイク]で飾りつけ。



Dロープウェイで登った山から、お城のある山までに歩いた山道を再現。



 

E錦帯橋を制作
橋の丸みをどう表現するか相談しながらつくります。

F川沿いにあった商店街や武家屋敷も再現。
川の流れを表現した積木のゆがみをひとつずつそろえていきます。



G錦帯橋は橋脚・アーチ部分が完成後、欄干をつけました。
H錦帯橋と錦川の流れ。錦川にかかるその他の多くの橋も再現。青や緑の[ビーズ]を流し込み川の流れを表現しています。



I山頂にある白蛇館。
ヘビは紙粘土で、目玉は赤い[ビーズ]で表現しました。
J途中から加わった年少児は、ロープウェイから見えた街並みや、乗っていったバスの内部などを細かく再現していきます。



Kついに完成!! 岩国城のある山から錦帯橋など無数の橋がかかる川沿いの大パノラマを3週間かけて再現!



体験学習を終えて山口県徳山市共楽保育園 伊藤巳知代先生

 バスが国道を急カーブすると「あっ岩国城が見えたよ」「大きな川じゃね。ロープウェイが動いてるよ」と子どもたちは急にはしゃぎだしました。
 この1年、加古里子作『かわ』の絵本から遊びがどんどん広がりました。今回は上空から川の蛇行を見てみようという目的で、年長・年中・年少児が城下町山口県岩国市を訪れ、錦帯橋を渡りロープウェイに乗車して岩国城の天守閣から岩国市を一望する体験をしました。
 園外に出た子どもたちは好奇心に満ちあふれ、五官を駆使して知らない世界を吸収しようとします。
 積木の活動を積み重ねるようになり『もの』の見方が大きく変わりました。例えば建物を見るときは建築家のように立体的に構造を読みとろうとしたり、植物を見るときは科学者の目になって花弁の構成などをしっかり観察しようとしていることに驚かされます。
 錦川にかけられた錦帯橋を下から見た子どもたちは、巧みに組み合わされた技術に感動し釘付けになりました。あごをあげ、目を見開いて、「大きな板じゃね。どうやってつくってるんじゃろう」 「すごい。どうして丸くできるんだろう不思議じゃね」と話しながらいつまでも見ています。この時子どもたちはどの形の、大きさの積木をどのように組み合わせたら表現できるかすでに頭の中で構成して考えていたようです。
 体験学習の翌日から年長児12人は2グループに分かれ、印象に残ったことを話し合いイメージを膨らませ、童具でどう表現するのか活発に話し合いました。それから、いつも童具の活動のときに中心になる子どもが設計図をかき、次に誰がどのパーツを担当するか役割分担までしています。スタッフは童具活動に入った時スペース配分を心配したのですが、子どもたちの能力は想像以上に高く、限られた空間を上手に工夫していました。
 年長児がまず土台部分をつくり、そこに年中児、年少児が参加しました。彼らは年長児のダイナミックで精巧な創造物に思わず歓声をあげ、それから積み重ねた積木を壊さないように細心の注意をはらい、そーっとそーっと積木を加えていきました。
 このように、子どもたちは共感的世界で他者への優しさを持ち、お互いを認め合う力を育てていったように思います。
 約3週間かけて、岩国城から見た大パノラマが童具で再現されました。川を渡る龍のごとく錦川にかけられたアーチ状の五橋は見事に表現されました。今回の活動は大人の常識的な考えが入らないことで豊かな創造性が生まれることを実証してくれました。  童具活動に取り組み3年、当初は手探り状態でスタッフのみが孤軍奮闘をしていました。しかし活動を重ねるごとに我々スタッフは子どもから創造の喜びを学び、グローバルな視野から保育のあり方を探ればいいことに気づかされました。また、保育者の役割は教えることではなく子どもたちの無限の力を引き出す援助者であればいいことを認識しました。
 これからも童具を通して、子どもたちの活動がより豊かになるようスタッフ一同見守っていきたいと思います。



「量」から「質」への転換 ●集団積木の特長 ●保育園・幼稚園などで ●体験学習その1
体験学習その2 ●子どもの発達と童具ー幼稚園・保育園での自由遊びー 


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