カラーボールのこと 1/4
おすわりや這いはいをするようになってからの椀を使ったボール遊び
カラーボールで遊ぶ-①
子どもの力が発達するにつれて、ボール遊びは多様化し、独自な遊びも生まれてきます。最初はボールを転がすだけの遊びが、椀を一つ与えると出し入れするようになり、やがて、ボールをその中でいったりきたりさせるようになります。
この頃から子どもは、自分や自分の身のまわりに起こるものごとに対して「意味づけ」をしたがり、「因果関係」を知ろうとしはじめます。その子どもの欲求を満たすために、<カラーボール>はつくられました。この童具にはサラダボールのような椀と6個6色(三原色三補色)の球がセットされています。
8ヵ月前後になると子どもはしっかりおすわりができるようになりますが、その頃から与える童具です。紐つきボールでは紐がついているために、球本来の機能(動き)に制限が加えられていましたが、このボールは自由に動き回らせることができます。
(和久洋三著/『遊びの創造共育法 ②ボール遊びと造形』より抜粋)
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