0〜100歳まで遊べる<積木のいろは>の魅力

 0歳の赤ちゃんが初めて積み木を見たとき、なにを感じるのでしょうか。まだ“積み木”という存在を知らない赤ちゃんは、どうやって積み木を理解していくのでしょうか。
 赤ちゃんと積み木のはじめての出会いとその遊びの様子を見てみましょう。
積み木を持つ・握る   積み木をなめる
8ヵ月
「これはなんだろう?」近くにある積み木に興味が湧きます。
手を伸ばして…持てた!掴めた嬉しさを伝えたくて、大人に視線を向けます。
0歳児クラス
赤ちゃんは何でも口で確認します。
<WAKU-BLOCK>は無垢の木なのでなめても安心です。
積み木を崩す
   
7ヵ月
お母さんが積んでくれた積み木に興味津々。「触りたい」という気持ちから自然と手を伸ばします。手が触れると崩れる、そのこと自体が赤ちゃんにとっては不思議なことです。
また、崩れた時に周囲の大人が驚いたり「崩れちゃったね」と声かけしてくれることを喜びます。最も身近な人と同じ思いになることは最高に嬉しいことなので、何度も何度も繰り返します。
積み木をカチカチと打ち鳴らす
   
1歳3ヵ月(左)/1歳4ヵ月(右)
両手に積み木をしっかり握ることができると、繰り返し打ち鳴らします。木のぶつかり合う心地よい音を聞き、“鳴らす”ことを発見します。
箱から出し入れをする
  11ヵ月
収納箱に収まっている積み木を何度も出したり入れたりします。
出し入れを繰り返すうちに「積み木が積める」ことを発見しました。ふとした時に、自分自身で遊びを発見します。



 
積み木を積む
  1歳5ヵ月
積み木遊びにもだいぶ慣れ、5〜6個は安定して積めるようになります。おすわりもしっかりしているので、目線の高さくらいまで崩さずに積めるようになります。
まっすぐに並べる  
1歳4ヵ月
数個の積み木遊びを充分に楽しんだら、いずれそれでは満足できなくなります。写真のように、立方体をどんどん並べる遊びもその一つ。
数個の遊びから、使う積み木の量が少し増える時期です。
2種類の積み木を積む/立方体だけを積む
   
1歳6ヵ月
立方体と直方体、2種類の積み木で遊んでいます。直方体は広い面や狭い面があるので、立方体よりも形が複雑ですが、上手に組み合わせて積んでいきます。
次は立方体だけを選んで積みます。立方体と直方体、2つの形の違いを遊びの中でしっかり理解したからこそ立方体だけをちゃんと選べるようになります。
 赤ちゃんは身の回りのものに興味津々です。だから、いつでも手に取れる場所に積み木を置いておくことで、しぜんと興味・関心が湧きます。見て、触って、なめて…五感すべてを使って積み木遊びをします。
 また、赤ちゃんは身近な人との関わりも求めています。一緒に遊びながら、楽しい気持ち、嬉しい気持ちを共感することは心の栄養になります。親子の心をつなぐためにしぜんと関わりがもてる積み木遊びは最適です。
 もちろん、積み木があるからと言って、最初から立派なお城はつくれません。この時期最も大切なのは、親にとっては取るに足らない活動に見えても、どれだけ「その遊び」を心ゆくまでやったか…その経験が次の発達へつながります。どんな遊びでも、熱中する時間を経験させてあげてください。