積み木・木のおもちゃなどの童具を紹介する、和久洋三の童具館

童具館トップ > 創造共育と童具の書籍・映像 > 書籍一覧 > 親と子の共育 紹介

フレーベル『人の教育』解体新書 親と子の共育

親と子の共育
子どもの本質をとらえたフレーベル著作の現代版
フリードリッヒ・フレーベル著作『人の教育』が刊行されたのは、いまからおよそ二百年前。そこに著された教育思想を紐解き、フレーベルの言葉を現代の私たちにわかりやすい言葉に置き換え、一人でも多くの子どもを取り巻く方々に知って頂きたいと願って、『親と子の共育』は執筆されました。
子どもの生きる力を育むために私たちができることは、子どもが人間の本質を発揮できる環境を整え、見守ること――。
今日から実践できる「親と子が共に育つ共育」の指針。

フレーベル『人の教育』解体新書 親と子の共育@〜B
□ 価 格:各1,000円(税抜)
□ 判 型:A5版/86〜108ページ/全ページ白黒(カバーのみカラー)
□童具館または童具取扱店でお求めください。
親と子の共育B
2018年2月15日発売
フレーベル『人の教育』解体新書
親と子の共育B 幼少年期の発達
「親と子の共育B」本文より抜粋
 子どもは家族の一人ひとりをよく見ています。とくに両親が家族のために、なにかをつくったり、働いたりする姿をよく見ていて、自分でも同じことをやってみようとします。大人がやれることを自分でもすべてやってみようとします。
 すでに述べたように、乳幼児期の子どものすることの多くは探索活動ですが、幼少年期の子どもは形を生みだす活動、結果を生みだすための活動に変化していきます。
 そして、その活動欲求は明確な創造欲求となり、形を生みだすことに、よりこだわるようになって、すべて形成的欲求にもとづくものとなります。そのため少年少女は、喜んで父母の仕事を手伝いたがります。しかもそれが面白くもなく、簡単でもない、面倒で骨の折れる労多い仕事でも手伝おうとします。  両親はこの点をよく考えて細心の注意と思慮をもって子どもに接して下さい。
 子どもが父や母と働こうとする時、もし父や母がこの行為をいたずらと思ったり、無用だと思ったりするばかりか、邪魔になると言って、子どもの協力を拒否するような態度をとったら、子どもの活動欲求や形成的な欲求は絶たれて、しだいに、同じ欲求が生まれることはなくなってしまいます。
 親は仕事が忙しいからといって、接し方を誤らないで下さい。
 「あっちへ行ってなさい、仕事の邪魔よ!」とか、「いま忙しいから、静かにしていなさい」と言って、子どもの協力を拒否するようなことは決してしないようにして下さい。
 そんなことをすると、少年少女の内面の活動は押し止どめられ、いままで、一致や共感関係を感じていたのに、疎外されたと感じてしまうのです。
フレーベルについて
■フリードリッヒ・フレーベル
チューリンゲン(ドイツ)で1782年に生まれ、1852年、70年の生涯を終えました。『人の教育』を著わし、母と子の教育のために史上はじめて幼稚園を創設し、乳幼児期の子育ての大切さや幼児期からの栽培作業=労作の大切さなどを説きましたが、とくにユニークな業績は球体から発展する幾何形体の「遊具」を考案したことでした。この遊具を媒介物として宇宙に張りめぐらされている統一的な原理を母娘に実感させる教育、またこれを通して人間が根本的にもっている創造的な欲求を満たし、創造力を十全に開発する教育を行いました。

<フレーベル『人の教育』解体新書・親と子の共育>の関連ページです

童具館へのご連絡は
電話 03-3744-0909 / FAX 03-3744-0988 / Eメール mail@dougukan.com
(対応時間10:00〜18:00/FAX,メールは24時間受付・対応時間外は翌営業日以降の返信)