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ケルンモザイク《色彩の科学》

ケルンモザイクは色彩に徹底してこだわり、色彩の科学(秩序)が子どもに直感できるように構成されています。
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■色彩の秩序が色彩感覚と美的感性を育ぐくみます

ケルンモザイクは色彩に徹底してこだわり、色彩の科学(秩序)が子どもに直感できるように構成されています。子どもたちはモザイクを並べ連ねることによって数限りない色とりどりの模様を形づくり、自ずと色彩感覚を育て色彩の調和に対して敏感になっていきます。


1)無彩色<白、黒、グレー>の導入によって色彩の世界がより豊かになりました

色彩には有彩色と無彩色があります。ケルンモザイクで作った左の作品は有彩色だけを使って、右は有彩色に無彩色(黒、グレー)が加えられています。その違いが、作品の見え方を大きく変えています。右の作品の方が、より色彩の豊かさを感じないでしょうか。

一般的に、子どもは派手な色(原色)が好きだと思われているので、おもちゃに無彩色はほとんど使われませんでした。しかし、実際にケルンモザイクで遊ぶ子どもたちは、迷うことなく無彩色を織りまぜながら美しい色面をつくりだします。無彩色だけで、大人が驚くような作品をつくることもあります。

ところで、画家のピカソの絵には無彩色が頻繁に使われています。ピカソは無彩色(白、グレー、黒)を使う名人でした。赤、青、黄、など、派手な原色を多用する彼の作品が目を疲れさせないのは、無彩色をうまく組み合わせていたからです。
ケルンモザイクは黒から白までの4段階の無彩色をセットし、子どもたちに、より美しい色彩世界が直感できるよう配慮してあります。


2)補色対比の美しさを直感させます

黄色のケルンモザイクがあります。あなたなら隣に何色のケルンモザイクを置きたくなるでしょうか。
有彩色には三原色(赤・黄・青)と三補色(緑・紫・橙)の基本6色があります。このうち、最も色彩を際立たせる2色の関係(黄:紫、赤:緑、青:橙)を補色対比と呼びます。子どもたちは遊びの中で、不思議と補色関係の色合いを使います。黄色を使った時には、紫を組み合わせます。互いがきれいにみえる色を直感的に読み取って いるのでしょう。
ケルンモザイクには、三原色と三補色が彩色され、色彩を際立たせる関係がつくり出せるようになっています。



3)清色と濁色の導入によってママもあたしもアーティスト

有名画家の抽象絵画? そう言っても不思議ではないほど美しく見える色彩パターン。じつはこれもケルンモザイクで作られた作品です。
有彩色には純色と、純色に黒や白を混合した清色、グレーを混合した濁色がありますが、左の作品は、清色と濁色のみでつくりました。
これまで、おもちゃには無彩色と同様に、黒が混ざった清色やグレーを混ぜた濁色が使われることはほとんどありませんでした。そのため、子どもたちばかりでなく、大人も黒やグレーが混ざった色をきたないと感じて育つことがよくありました。
しかし、色の美しさは1色では決められません。隣り合う色との関係性で決まります。調子(明度や彩度)が近い関係にあれば、この作品のように色は美しく響きあいます。ケルンモザイクの導入によって、これまでのおもちゃになかった新しい色の世界と美しさを、子どもたちは感じることができるようになりました。


4)循環色は自然の摂理

太陽は朝昇り、夕方に沈みます。地球は自転し、太陽の周りを公転しています。人間の体内には血液が巡っています。すべて循環活動をしています。自然界には、この循環の秩序が存在します。色彩の世界も同様です。ケルンモザイクの中には、この赤→橙→黄→黄緑→緑→青緑→青→紫→赤の循環関係を示したもの<ケルンモザイク扇形>も用意されています。これは、有機的な形をつくるために用いる時に活躍します。


ケルンモザイクとは ●色彩の科学 ●形体の科学 ●他の童具との関係性
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子どもの発達と童具ーケルンモザイク遊びの世界ー


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