
右と左…どっちがどっちだったかな?
子どもが通る難関の1つではないでしょうか。ここでは位置を意識する遊びを通して、上・中・下や左・中・右といった認識を深めていきます。位置や空間の認識は、複雑な座標へと発展していき、やがて図形の世界につながります。
■ みたてあそび

<線対称>
からだを中心に、左右対称に羽が生えています。
■ 3目ならべ

縦・横・ななめのいずれかにビーズを一直線に並べた人が勝ちです。
自分が使うビーズの色を決めたらスタート。
お友達と交互にビーズをさそう。好きなところに置いていいよ。
3つのビーズが一直線に並んだ人が勝ち!
■ 構成あそび

小トレイ(3×3)と、1の木〜3の木を用意して、どんな風に入るか試してみよう。
1の木だけや2の木だけ、1〜3まで全部使ったらどうなる?
立てて入れても面白いよ。

広いグラウンドで選手達が熱戦中!
<線対称>
身の回りの意外なところにも”対称”が隠れていますね。
■ かずの木を詰めよう

サイコロを振って出た目の数のかずの木を入れる遊びです。
まず、スタート地点を決めます。対角を選びましょう。
お母さんがサイコロを振り、出た目の数だけ大トレイに入れます。
お子様は対角のスタート地点からお母さんと同じ長さの木を入れます。
全部埋まったら、しぜんに点対称になります。
■ 神経衰弱

かずの木ピンの先に5mmほど色を塗り、色の付いた方を穴にさします。
1回に2本選んで、同じ色が出たらそのピンを取り、ピンの多さを競います。
5×5のトレイで遊ぶ場合には、ピンの数が奇数になるので、一本だけ違う色を塗り、"あたり"をつくりましょう。あたりを引いた人は、ボーナスでもらえます。

ピンを2つ選んで見てみよう。当たったらピンを取れるよ。
1番多く取れた人が勝ち!
また、ピンの色数を増やしたり、大トレイ(10×10)を利用すると、難易度が上がります。
お子様の年齢に合わせてルールを変えて遊びましょう。
■ 同じ模様できるかな?

かずの木ピンをさしたトレイの真ん中に仕切りを入れます。
トレイの下には台紙が敷いてあり、縦横に数字と色がふってあります。
1人がビーズで模様をつくったら、「“1の緑”に赤のビーズ」など座標を指定してビーズで同じ模様をつくる遊びです。
オレンジさんが模様をつくりました。「ゲーム、はじめるよ!」

算太くんは座標を探します。
次々にビーズを置いて模様が見えてきました。
置き間違ったり、言い間違ったりしてないかな?

ぴったり同じ模様ができたね!
※台紙の作り方によって、線対称模様、点対称模様がつくれます。 順番を決めたら、2つのサイコロを振って、出た目の数のかずの木を置いていこう。
ちょうど良い長さの積み木がないときは、いくつか積み木を組み合わせて数をつくるといいよ。
<位置・方眼>
座標を利用した遊びです。上中下や左中右などの位置を感じる遊びです。
